初めてのWEB配信のみでの新春例会開催
(新春例会ダイジェスト動画)
尼崎青年会議所では、新型コロナ感染症による緊急事態宣言中でしたので、新春例会の開催を初めてのWEBのみでの開催に挑戦いたしました。去年であれば中止に至っていたと思いますが、約1年間の期間で開催を自粛するという選択ではなく、どのようにすれば実施できるのかを学びWEB開催に至りました。映像の配信に関しては技術が高くなってきているのですが、音響に関してはまだまだ勉強しなければなりません。当日の太鼓の演奏による演出に関しては、音割れが酷く現地での迫力を伝える事ができませんでした。しかし、新型コロナ感染症の状況下で活動を休止するのではなく、ニューノーマルな時代に合わせた新たな形で新春例会を成功裏に終える事ができ、2021年のスタートを切る事ができました。
理事長 所信表明
言葉に想いをのせるからこそ言霊となる言霊は人の心を必ず動かす動かす心をプラスに動かすか、マイナスに動かすかは自分次第リーダーとして、一言一言を大切に覚悟をもって、陰日向なく誠を尽くしてほしい
私は、2021年度一般社団法人尼崎青年会議所第62代理事長岡本光永です。
新型コロナウイルスの感染状況も鑑み、本来は会場にお越しいただき、2021年度の尼崎青年会議所の方向性・体制を共有していただきたかったのですが、WEB開催とさせていただきました。
思い返せば、私は、何不自由なく育てられ、いっちょう前に、その時々の環境に不満や愚痴を言い、少しでも仕事がでもきるようになれば、自信たっぷりな態度な日々でした。本当に、世間を知らなさ過ぎたのです。ご縁を頂き、この尼崎青年会議所入会させていただきました。日々活動するなかで、様々な人と関わり、新たな気づき、そして日々刺激をうけながら今まで知らなかった自分を知り、もがきながらも一歩ずつ前進してまいりました。そして、2021年度、尼崎青年会議所の理事長という重責を担わしていただくこととなりました。
昨今よく耳にするのが時代の変革期である。そして、それに輪をかけて、新型コロナウイルスによる感染症拡大、緊急事態宣言の再発令、今まさに世界中が混沌としています。我々、尼崎青年会議所は理念である、常にまちづくりを市民と共に考え、実践し、会員の資質向上と組織の活性化を達成するとともに、こども達と夢を語れる「まち」尼崎を共に目指して、60年以上もの間、社会課題は違っても、その時々で、英知と勇気と情熱をもって解決にむけ奮闘してきました。2021年度私が掲げたスローガンは誇り~言霊にのせて~です。この誇りという言葉を常に自分にも問いかけています。誇れるまちとはどのようなまちなのか、誇れる人とはどのような人なのか、誇れる団体とはどのような団体なのか、正解のない時代と言われている今ですが、尼崎にとって目指すべきところはどこなのかをめちゃくちゃ考えました。関西では住みたいランキングで1位を取るほどの実力、交通の便もいい、人口は増加傾向、おいしい食べ物も多い、地域活動も活気がある、お城を再建する、いい所をあげればまだまだあります。そこで気づいたのです。尼崎は世界に誇れるまちなのではないかと。尼崎には、昔から根づいている文化がある。人情味あふれる人、そして笑い、人を笑顔にする要素が盛りだくさんのまちです。では、もっと世界に誇れるまちにするためにはどうすればいいか。市民みんなが、変化を恐れず、同じ方向を向き、できない理由ではなくできる方法を考える。世界に誇れるまちにするためにはどうすればいいのか。我々、尼崎青年会議所はまず、行政、他団体等と協働し、信頼関係をより深める必要がある。目指すべきところへ一丸となって進む。そのためには、皆で協働し、価値観を押し付け合うのではなく、新しい文化、そして新しい価値を創造していく。そのためには、安心で安全なまちでなくてはなりません。自然災害は避けてとおれない事です。レジリエンスの強化、すなわち、災害等、苦難にも適応し、回復する力を強化する。持続可能なまちでなければ、世界に誇れるまちになるはずがありません。そして、子ども達は夢を追える、挑戦できるまちでなければなりません。どんな事も経験からしか身につきません。失敗を恐れず、果敢に挑戦できる環境をわれわれが率先して創出し、次世代の変革者を育成していくことが使命と考えます。そんな、次世代の変革者を育てるためにも、世界に誇れるまちにするにも、組織で動く以上盤石な組織であることが前提と考えます。変化が激しい今、時代に即した組織に進化し続けなければ衰退していきます。現状維持に満足せず、高いゴールを目指して、現状を打破し持続可能な組織へと進化させていく事が必要です。そして、組織を形成するのは人です。人は独りでは生きていけないし、輝けない人は人でしか磨かれないのです。この尼崎青年会議所は、常に挑戦し、夢を語り、また行動を背中で魅せ、人の心を動かせる人財が多く輩出しています。そんな組織だからこそ、60年以上もの歴史があるのではないでしょうか。そして、忘れてはいけないのが、発信力です。どんな魅力ある事でも、何を伝えたいのか、どうやったら伝わるのか常に考えながら戦略的におこない、人の感情に訴えかける、人の心を動かさなければ、だだの自己満足の発信です。人の心を動かす、自分の言葉に想いがなければ、その言葉は人の心を動かさない。言葉に想いをのせ、言霊として発信していくことで、尼崎のまちや人はブランドとなり世界に誇れるまちへと進化していく事でしょう。
結びになりますが、持続可能な地域をめざし誇れる運動が常にできているのだろうか。誇れる自分に成長できているのだろうか。誇れる団体となっているのだろうか。こども達と「夢」が語れるのだろうか。常に自分に問いかけることで、価値を高める青年会議所運動とし自らを変えられないものに社会を変えられるはずがありません。関わっているすべての人々に行動で示し、まちの未来が希望と笑顔に溢れ豊かにするため、そして世界に誇れるまちにするために、誇り高く進もう言霊にのせて。
来賓挨拶
- 尼崎市 市長 稲村和美様
- 阪神南県民センター センター長 正垣修志様
- 尼崎商工会議所 会頭 吉田修様
- 尼崎青年会議所シニアクラブ会長 増富忠義様
- NPO法人あまがさきエコクラブ会長 平田正人様
新型コロナ感染症による緊急事態宣言中でしたので、会場での参加ではなくビデオメッセージ・文章でのメッセージで来賓の挨拶として応援のお言葉をいただきました。
新入会員バッチ授与式
尼崎青年会議所に新たな9名のメンバーのバッチ授与式が執り行われました。コロナ禍で集まる機会が少ない状況ではございますが、充実したJCライフを送れる環境と、個人が成長できる機会を提供できる組織作りをして参ります。新たなメンバーと共に尼崎を活性化するための運動に邁進して参ります。
監事講評
2021年度、監事を仰せつかることになりました千々和と申します。今年監事として精一杯頑張ります。宜しくお願い致します。昨年一年間で生活様式が激変しました。今年の新春例会を先行きが見えない中で迎えるということは恐らく皆様も経験のないことだろうと思います。そのような中で緊急事態宣言が発令され恐らく去年の状況であれば新春例会も中止になっていたような状況ではありますが去年一年間で学んだことを活かすことが出来ました。YOUTUBEの配信というのはまだ十分に技術も経験もないのでお聞き苦しい点等あったと思います。お詫び申し上げます。さてこの状況下で先程理事長もおっしゃっていた「出来る方法を考える」ということで委員長の皆さんが一年間の抱負を話してくれました。今年も恐らく順調にはいかないと思います。そういうときにコロナだから出来ないということではなく出来る方法を委員会の仲間達と一緒に考えて進んでいって頂きたいと思います。そしてこの一年間、先程話した抱負を常に自分に問いかけながら
設営担当委員会 委員長挨拶
緊急事態宣言が発令中の中2021年度尼崎青年会議所1月度新春例会を開催出来た事、感謝申し上げます。岡本理事長の所信表明を現地にて聞いて頂きたかったのですが、新型コロナウィルス拡大に伴いWEB配信のみとなりました。完全LIVE配信は初の試みでしたが、現時点でYouTubeの再生回数も400回に迫って来ております。結果、数多くの人に2021年度尼崎青年会議所運動の方向性を共有出来たのかと思います。本当にありがとうございました。