サマーフォーラム~これからのまちづくり!尼崎で育てたい未来のタネ~

サマーフォーラム~これからのまちづくり!尼崎で育てたい未来のタネ~

理事長挨拶

理事長挨拶

理事長挨拶

新型コロナウィルス感染症により活動を休止していましたが、久しぶりの会場での例会を開催できメンバーの顔が見れて非常に喜ばしい気分です。理事長をして思った事は現在の状況がこれほどJCにとって痛手な事はないと思いました。例えば、良くない事ではありますが災害等が発生した際には人を集めて行動できる事がJCの強みでもありましたが、人が集まってはいけない状況下でオンラインだけではJCの良さが伝えきれていないのが今の現状だと感じています。コロナの状況はすぐには変わりませんが、今から12月までの例会や事業をリアルとWEBのハイブリットで進めていくための一歩として本日の事業を設営してもらいました。会場で参加している方、WEBで参加している方がいると思いますが、会場で絶対に参加する事が正解だとは思っていません。ただ、何故JCに入会したのかを今一度考えてほしいです。単純に自粛すれば問題がない事はわかっていますが、自粛をして何も進めないのであればJCに入会している意味はないと思っています。何かを進めていくにはリスクをおってでも一歩踏み出す事が必要だと思っています。私は理事長として責任をもって残りの一年を進めていってほしいと思っていますので、メンバーの皆様には協力してほしいと思っています。

サマーフォーラムを行う目的

地域資源を活用したまちづくりに取り組める人材を育成します。

サマーフォーラムの内容

株式会社地域環境計画研究所 代表取締役 若狭健作氏

株式会社地域環境計画研究所 代表取締役 若狭健作氏

株式会社地域環境計画研究所代表取締役の若狭健作氏を講師に招き、「これからのまちづくり!尼崎で育てたい未来のタネ!」について講演いただきました。

街場にあるもので考えてみる

  • 南部再生という雑誌の特集をベースに、新しいものを作るのではなく、今あるものを活用するための切り口を共有した。例えばスナック、近松門左衛門、市政99年など、一つの切り口で尼崎の魅力を抽出することができる。
  • 尼崎中央公園を題材とした公共空間の活用方法の視点を共有した。公共施設の設計時には空間を有効活用してもらえるよう様々な工夫をしているのにも関わらず、実際には有効活用しきれていない空間は多く存在している。誰でも公共施設を使えるからこそ、小さな工夫が公共空間の活用につながる。

日常以上イベント未満

コロナ禍において集客イベントは難しい。ほどよい集客が必要。そのためには、イベントをゼロサムで考えるのではなく、社会情勢をフェーズごとに考え、状況に応じた臨機応変な内容を検討する必要がある。

とにかく一度やってみる

尼崎21世紀の森隣接の運河を題材とした多面的な視野をもつ重要性を共有した。工業地帯は住宅が少なく人がいないという側面がある一方、騒音に対するクレームもこないという側面もある。モノゴトや空間を様々な視点で分析すると、新たな活用方法が浮かび上がる。そして、一度やってみないと反応も分からない。だからまずは一度やってみることを大切にしてほしい。

人が集う場を作る

尼崎大学やサマーセミナーを題材とした市民との連携について共有した。発信意欲がある市民は多くいる。そういう市民を巻き込むことで、より多くの市民を巻き込む場を作ることができる。また、WEBを活用することで、コロナ禍においても発信・集客することは可能です。

「みんな」⇔「私」

杭瀬市場を題材とした小さな単位での地域づくりを共有した。個人商店は大規模ショッピングモールと共存していくことはリスクヘッジにもなる。地域密着を考えるのであれば、小さな単位で経済を回すことも大切です。

設営担当委員会 委員長挨拶

地域連携委員会 委員長 野坂拓良

地域連携委員会 委員長 野坂拓良

このたびは「サマーフォーラム~考えよう!尼崎で育てたい未来のタネ!~」にご参加いただきまして、誠にありがとうございました。本講演会は感染症対策やWEB同時中継など新しい形態での開催となりましたが、会場・WEB、ともに多くの方にご参加いただき、心から感謝しております。講演の中で様々な実例を取り上げていただきましたが、その視点の柔軟性と鋭さ、そして面白さから多くの学びを得ることができました。新たな地域資源を作り出すことは難しくても、多面的な視野で従来の地域資源の活用方法を考えることで、これまでにないものを作り上げられると思います。より魅力ある尼崎とすべく多面的な視野を持ちながらまちづくりに取り組みましょう。最後になりましたが、ご講演いただきました講師の若狭健作氏に心から感謝申し上げます。ありがとうございました!

若狭健作氏 後藤理事長 記念撮影

若狭健作氏 後藤理事長 記念撮影


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事業報告

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